2022/11/25(金)
口のなかと認知症
カテゴリー:リハビリ
本日は口の中の状態と認知症との関係をお伝えしていこうと思います。
皆さんは「歯原性菌血症」という言葉を知っていますか?
「リーキーガット症候群」は、ラプレを知っている方なら知っている方がほとんどかと思います。
こちらは「小麦製品を食べることで腸に小さな穴が開いてしまい、そこから腸内細菌が漏れ出し 身体に炎症を起こす」状態です。
「歯原性菌血症」もリーキーガット症候群と似ていて、
簡単にいうと「口の中にいる細菌が血管の中に入ってしまい、全身に炎症を起こしてしまう」状態のことを言います。
血管内で炎症が起こることで 動脈硬化となり、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な病気につながります。
当然 認知症自体も引き起こしやすくなり、認知症の原因となる糖尿病にもなりやすくなる と言われています。
以前 亡くなった認知症の方の 脳内の解剖を行ったところ
かなり多くの口腔内細菌が見つかった という記事を見たことがあるので、やはり口腔内環境に気をつけていくことも認知症の改善や予防のために行っていくべきことのひとつかと思います。
本日の動画はこちらから
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