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2023/10/18(水)

あきらめが口癖となった高齢者

カテゴリー:リハビリ

 

From 多崎 務
 
あなたの近くにいませんか?

あきらめばかりの高齢者。

つい先日、はじめてLAPREに来てくれた
80代のおばあちゃんが、
娘さんに言い放った言葉もそう。
 

「馬鹿になった」
「生きててもしょうがない」
「もういい。こんなとこ早く帰る!」

それはもう、なかなかの剣幕で、
僕も娘さんも一瞬固まってしまうほど。

でもそれくらい気持ちが
ギューってなっていたんだなと。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この方は誰よりも認知症が怖いもの、
なってしまったらおしまいだ!って
そう思いながら生きて来られたんだろうな。

だから必死で自分はそうじゃない!って
アピールを繰り返す。

これからどうしていこうか?を
一緒に考えようとしている娘さんの
姿が全く見えていない状態。

この状況で症状改善を進めていくのは
至難の技といえます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そんな時、僕はあるニュースを
思い出しました。

それは9月21日、
世界アルツハイマーデーにちなんで
行われた長野県の認知症啓発活動。

その中で日本に5人しかいない
「認知症当事者の希望大使」

春原(すのはら)さんっていう
笑顔が素敵な女性について
紹介された記事でした。

春原さんは病気の知識ではなく、
どう捉えるか?どう考えるか?について
色々と教えてくれていました。

僕たちが日頃大事にしている「心」
生き方について通じる内容だなと。

続きは動画にて

 

 

 

 

 

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