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2021/03/01(月)

あなたの不安はどこから?

カテゴリー:リハビリ

 

こんにちは!LAPREの守です。

 

あなたは「この人と話していると安心するなぁ」という人はいますか?

 

私はいます。

 

非常にありがたい存在です。

 

心がグラついているとき、そんな人と話すだけで、

気持ちが楽になってるんです。不思議ですよね。

 

「行動しなきゃ」という前向きな気持ちになれます。

 

 

最近知った心理カウンセラーの話で面白いなと思ったことがあります。

 

幼少期、母親がいつも不安や怒りを感じていて、母親の感情が不安定だった場合、

その子供はその不安を敏感に感じ取って、なんとか解決しようとします。

その結果、人一倍「人の不安を解消してあげたい」という思いが強くなるという。

 

そんな涙ぐましい子供の姿、想像できますね。

 

不機嫌であれば、

「お母さんお腹空いてるの?これあげるよ」と

自分がもらったお菓子を分けてあげたり、

お金で困っているようなら、

お年玉でもらった500円玉をあげたり(笑)

 

でも大人の事情ってやつは、

子供にとってはあまりにもでかい(´Д`)ノ

 

具体的には嫁姑問題だったり、夫婦間の問題だったり、とても大きなお金の問題だったり、

 

小さな手で握り締めた飴玉じゃ、解決することはできないんです。

そうして、自分の無力さを実感しながら育った子供は、

人の不安を取り除いてあげたいという気持ちが人一倍強くなるんですね。

 

なんとなく、私の患者さんのご家族さんにはこういった方が多い気がします。

今めちゃめちゃ顔が頭に浮かんでます(笑)

そうそう、あなたのことですよ!(笑)

 

しかしまず、人の不安を取り除く前に、自分自身の不安をどうにかしなければいけないのですが、それができていないこともあります。

 

そもそも不安は、脳の特性上、人から人へ伝染します。

 

つまり“自分のものではない”場合もあるのです。

 

その不安が自分のものか人のものか判断する基準が、

 

「行動したら消えるかどうか」

 

行動していても消えないようであれば、その不安はあなたの不安ではなく、周りの人の不安なのです。面白いです。

 

ということは、あなたが改善のために卓上療法や運動療法など実際に行動に移してみて、

それでもあなたの不安が消えないようなら、あなた自身の不安ではなくお母さんやお父さん、もしくは一緒に暮らしている他のご家族さんの不安だということ。

 

その不安は、あなたから切り離す必要があります。

 

「この不安は、自分のものではない。相手の不安だ。」とまずは知ってください。

 

自覚することが大事です。

不安を感じたら、これは誰の不安かな?と冷静になれます。

不安を感じて、すでに行動に移しているあなたなら、大丈夫です。

 

これからも行動あるのみですね(^^)

 

 

 

 

 

 

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