2022/10/03(月)
予後予測という視点で認知症アプローチ!
カテゴリー:リハビリ
from:若狹一弘
リハビリでは、予後予測が非常に重要です。
予後が良好な機能と、
難しい機能と予測を立てながら、
状態的にどこまでの回復が期待できるのか、
どこをめざしていくのか、いけるのか、など
現実的なことをふまえて、本人や家族と
認識を共有しながら目標やゴールを設定
していきます。
そして、どこにこだわり、どこを頑張り、
どこを支援するのかなど、
予後予測に基づきアプローチしていきます。
これは、認知症においても同様です。
まだまだアプローチしがいのあるところや
働きかけを行なうべきところ。
逆にここは、難しいところ、
労力をかけるのは妥当でないところ。
支援すべきところなど、
現状をふまえた予後予測は、重要です。
認知症状を予防改善していくための
知識やテクニックを磨くことは必須です。
そして、そのスキルを活かすには、
こうした予後予測に基づいた
向き合い方やアプローチが重要なのです。