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2021/04/19(月)

早いとこ見限ってやめちゃう人へ

カテゴリー:リハビリ

 

こんにちは!LAPREの守です。

 

「人の振り見て我が振り直せ」という言葉がありますが、

患者さんと話していて時々感じるのは、私もこのままだと認知症になるだろうなということです。

 

患者さんと自分が重なることが時々あるんです。

 

そして、患者さんだけでなく、ご家族さんを見ていても自分自身と重なることがあります。

 

例えば、人に対してや治療法に対してすぐ見限ってしまって継続できなかったり、

やるべきことを習慣化できなかったり、

人を批判したり。

 

これらは全て「逃げ」ですから。

認知症患者が習慣的にやっている「逃避」です。

 

そうした、ふとした瞬間に自分自身を反省します。これではいけない、と。

 

逃避と認知症の面白い関係については過去にこちらの動画で話してます↓

 

逃避せず、治療を習慣化して継続してくれるご家族さんもいらっしゃいます。

 

こちらの提案する治療法を信じて、試行錯誤して一生懸命治療に取り組んでくださるんです。

 

やはりそういうご家族さんは、私自身、接していて心がものすごく動きます。

胸が苦しくなるくらい「この人の力になりたい…!」と切に思います。

 

ただこういう“思い”は治療の邪魔になるので、治療中は淡々と内臓治療なり筋膜整体なり卓上療法なりやって、考えないようにしています。( ´_ゝ`)スン

 

こうした思いは、確かに治療中は邪魔にはなりますが、治療時間外の、勉強の意欲にとてつもなく影響します。

 

「もっと力になれるよう、知識や実力をもっともっと付けよう」と心の底から思えるんです。

本当にありがたいです。感謝しています。

 

ただし!そんなあなたは気をつけてください。頑張りすぎも良くありません。

あなたが潰れてしまっては、治療の意味がありません。

 

何人か見てきています。もう頑張りすぎて潰れてしまった人。

 

空回りという言い方は少し冷たいかもしれませんが、実際こういうご家族さんって多いです。。

 

やっぱり改善スピードの速い患者さんのご家族さんは、どこか心に余裕があります。

 

「まあ今日は応用シートが拒否が強くてできなかったけど、計算はしてくれたからいいや~」とか「こんな症状があるけど、まあそんな気にしないで、治療続けてればいいや~」とか、

うまいこと力が抜けてるんですね。

 

なんとか皆さんも、この領域に達して欲しいです。

 

あなたの焦りは、患者さんの拒否につながります。

 

治療は、コツコツ淡々と。

これを合言葉にしてくださいね。

 

それでは!今日も治療お疲れ様です!(^^)

 

 

 

 

 

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