2020/11/26(木)
地域包括ケアシステムの実現に向けて
カテゴリー:リハビリ
日本は、諸外国に例をみないスピードで
高齢化が進行しています。
65歳以上の人口は、現在3000万人を超
えており (国民の約4人に1人) 、2042年
の約3900万人でピークを迎え、その後も
75歳以上の人口割合は増加し続けること
が予想されています。
このような状況の中、団塊の世代
(約800万人)が75歳以上となる2025年
以降は、国民の医療や介護の需要がさらに
増加することが見込まれています。
このため、厚生労働省においては2025年
を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活
の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣
れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最
期まで続けることができるよう、地域の包
括的な支援・サービス提供体制(地域包括
ケアシステム)の構築を推進しています。